1日1食を実践している人が、芸能人の中にも沢山います。
しかし、実践者はほぼ男性です。女性には不向きなのでしょうか?
また、1日1食にした場合の健康効果や、ダイエットも兼ねて痩せるといわれていますが、実際の所、どうなのでしょう?
この記事では、1日1食の効果や、いつ食べるとよいのか、なぜ痩せないのか?などを紹介していきます。
痩せたい思いで行うと、痩せないところか、ダイエットに失敗しリバウンドしてしまう1日1食。
痩せるのはおまけくらいという気持ちでないと、難しいかも知れません。
そんな中でも、うまく痩せる秘訣を紹介します。
1日1食ダイエットとは?
1日1食ダイエットとは、元々健康志向で行われていた1日1食が、いつの間にか痩せるという話になり、ダイエットにつながっているだけの話です。
1日1食にする効果やデメリットを知らないで始めると、痩せないばかりか基礎代謝が落ち、逆にリバウンドするだけの、おすすめできないダイエット。
例えると、1食置き換えダイエットとなんの変わりもありません。
そのため、一時的に痩せてもやめてしまうと、リバウンドする人が多いのが特徴です。
今まで1食に抑えていただけに、元に戻すと反動で戻ります。
筋肉量などが減り、痩せにくい体にもなっているため、結果的にダイエットを繰り返すたびに、どんどん痩せない体質になり危険です。
1日1食は痩せたら終わりではなく、今後もずっと何年も継続していく考え方。
1日1食を続けている人は、ダイエットが目的ではなく、健康や脳の活性などが目的なので、そもそもの考え方が違います。
食べたいのに1日1食にすれば痩せるなど、間違った目的でダイエットを行うことは危険で、逆にリバウンドして太るだけ。
1日1食ダイエットは、この危険性が高いのです。
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1日1食は女性には不向き?
1日1食をダイエット目的で行うなら、女性には不向きです。
栄養が足りないと最悪生理が来なくなり、ホルモンバランスが崩れてしまうこともあるからです。
ホルモンバランスが崩れると、不妊や自律神経失調症やうつ病などの心のトラブルをおこし、体調が悪い、肌荒れ、髪がパサパサなどの症状が現れます。
また、女性は男性に比べると筋肉量が少ないため、1日1食にしてさらに筋肉量が減ると痩せにくい体質になります。
そうなると、開始時は一時的に体重が落ちても、その後は痩せずに停滞期が長引き、挫折してリバウンドする危険性も。
1日1食は、元々ダイエットが目的ではなく、健康などのために行うためもの。
そのため、女性がダイエットの目的のために1日1食にすることは、逆に太りやすい体質や精神的に不安定な体質になり不向きなのです。
もし、行うとすれば食べ物の改善と運動を取り入れ、健康志向のために今後も継続していける1日1食にする必要があります。
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1日1食の効果とは?
ダイエットではなく健康志向で考えた1日1食の効果は、以下のようなものがあります。
- 頭がスッキリする
- 痩せて生活習慣病が改善
- 好きなものを食べても痩せる
- 免疫力が上がる
- 若返る
- 睡眠の質がよくなる
- 疲れにくい
- 食べないので時間が増える
- 1日16時間食べないと全身の細胞が修復
- 肌荒れ、便秘、生理不順、PMSが改善
1日1食がダイエットとして人気になった理由は、「好きなものを食べても痩せる」「痩せる」などの効果があるからです。
しかし、本来の1日1食の目的はダイエットではなく、健康志向にあり、結果として痩せるというのが本質なのです。
そのため、一時的にダイエットで痩せたい人には、1日1食はおすすめできません。
体質などの改善と共に、1日1食を取り入れて、結果的に痩せたい人向けだからです。
1日1食の話は、素人の私がするより南雲先生など専門家の、1日1食に関する本が参考になります。
特に40代からのダイエットには、おすすめです。
1日1食はいつ食べると効果的?
1日1食は、朝昼夜のいつ食べると良いか?ですが、夜に食べると効果的だといわれています。
その理由は、食べると人は眠くなるため、どうせ寝る夜に食べるとよい、とされています。
またお付き合いなどで、夜食べることが多い人もいますし、夜だと家でちゃんと料理ができる・ほっとして食べられるメリットもあります。
実際に実践している人も、夜に食べている人が多いですが、仕事などの関係などから昼に食べても問題はありません。
大切なことは、何をどれくらい食べるか?です。
1日1食だからといい、ドカ食いしたりお菓子やカップ麺など、糖類が多く脂っこいものばかり食べていては効果が期待できません。
1日1食は、何をどう食べるかも大切で、痩せない場合は食べ物が関係していることが多いのです。
また、筋肉量を落とさないために、適度な運動も必要です。
筋肉が作られるタンパク質などをバランスよく摂り、運動することが1日1食の中でも大切になります。
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1日1食に適した食べ物
1日1食では、好きなものも食べることができますが、基本は「まごわやさしい」を取り入れ、主食は玄米などに切り替えます。
1日1食実践者の多くも、食事内容にはかなりこだわっている人が多いのです。
たまには、好きなものを食べてもOKですが、そのくらい1日1食の中で、食生活は大切な位置づけです。
- ま:豆類
- ご:ごま
- わ:わかめ海藻類
- や:野菜
- さ:魚
- し:しいたけ・きのこ類
- い:イモ類
肉類は脂っこいものではなく、赤身の多い肉類を使い、週の半分は肉と魚になるように整えます。
また、お菓子などの糖類は極力控え、糖類があまりない「おからクッキー」などをおやつにします。
不思議ですが、1日1食をこれらの食べ物で続けていくと、チョコなどが美味しく感じなくなり、脂っこいものが苦手になります。
慣れるまでは、頭痛がしたり、ふらつきを覚えたり、眠くなることがありますが、ある時期を過ぎると嘘のようになくなりスッキリします。
ここまで来ると、糖類や脂っこいものを気にせず食べていた時とは、体調や嗜好などがかなり変わり、体によい状態に変化しているのです。
1日1食をダイエットに利用する場合は、この状態にし、糖類や脂っこいものが食べたくなくなるまでにすると、痩せやすい体質になります。
結局、食べたものでカラダは作られるため、太りやすい糖類・脂類を多く摂る生活が変わらない限りは、また太ってしまいます。
リバウンドで、甘いお菓子や菓子パン・ファーストフードなどを食べると、すぐに戻るのはこのせいです。
ただ、1日1食は慣れるまでつらいですし、ダイエットが目的の場合は、続けることがかなりしんどいです。
体調を整えたいなどの理由で、行う人が多いだけに、無理やり食事を減らすダイエット目的だと、どこかでつらくなるためです。
では、どうすれば挫折することなく、1日1食を続けうまく体重を落としていけるのでしょうか?
1日1食ダイエットをどうしても成功させるには
1日1食ダイエットは、健康管理を行いたい人がすることが多く、痩せるだけが目的とは違います。
健康管理の場合は、何年も続く人が多いのですが、痩せるだけが目的の場合は続きません。
このとき、食欲抑制剤などを使うと、楽に続けることが可能です。
食べたいという気持ちが起こらないため、実践しやすいことと、これを利用して糖類・脂類多めの食生活を変えることができます。
筋肉量が落ちないように、プロテインやタンパク質をとり、軽い運動を取り入れると、リバウンドもしにくくなります。
1日1食ダイエットは、やめるとリバウンドが怖いですが、適切な食生活に変わり、適度な運動を取り入れた生活が続くなら、少しづつ3食に戻しても体重はキープできます。
逆に食生活は同じ、軽い運動もしないで食事だけ抜くと、やめるとどうしてもリバウンドします。
植木もよい土に変えると生き生きしますが、同じ土なら良くない状態にまた戻るだけで、結局なにも変わらず、余計に悪くなることもあるのと同じです。
これと同じで、1日1食ダイエットとは、ただ単に食べ物を抜くだけではなく、食生活を健康なものに変えるダイエットなのです。
そのため、食生活が変わらないと、ダイエットとしても意味がありません。
それを助けてくれるのが、食欲抑制剤です。
まとめ
1日1食ダイエットが、女性に不向きな理由と、成功させるにはどうすればよいのか?を紹介しました。
1日1食ダイエットの真髄は、食事の質を高め、やめた後もその食生活を変えないで維持することが大切です。
そうではなく、ダイエット終了後、元の食生活に戻る場合は、リバウンドしやすくなってしまいます。
また1日1食は、ダイエットではなく健康志向が本来の目的です。
この辺りを間違って痩せる!だけに飛びつくと、かなりの確率で痩せずに続けられず太ります。
そうならないためにも、そもそも1日1食とはどういうことか?を知り、ダイエットに取り入れるという気持ちで行ってください。
いつ食べるかも大切ですが、それ以上に何を食べるかが大切です。