ハイドロキノン濃度も高く美白効果があるユークロマクリームは、ハイドロキノンよりも使いやすくお手頃価格で人気ですよね。
しかし、使い方や副作用を知らないまま使うと、肌が赤みやかゆみなどを起こし、顔全体に塗るとひどい目にあうことも。
この記事では、ユークロマクリームの使い方や効果・口コミ、トレチノインとの併用法のほか、副作用やユークロマプラスとの違いを紹介していきます。
保存方法や扱いも難しいユークロマクリームですが、しっかりした知識を持ち使えば危険性は低くシミやそばかす・肝斑などに効果が期待大!
あなたもシミでくすんだその肌、ユークロマクリームで美白してみませんか?
ユークロマクリームの使い方
ユークロマクリームの使い方は、以下のようになっています。
[box07 title=”ユークロマクリームの使い方”]
- 夜の洗顔後、保湿した肌に塗る。
- 朝は使用せず、洗顔後必ず紫外線対策。
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ユークロマクリームは夜の洗顔後のみに使用し、朝洗い流した後しっかりSPF20以上の日焼け止め、帽子、日傘などで紫外線対策をしてください。
ハイドロキノンは紫外線に弱く酸化しやすいため、塗った部分の肌が薬の成分で弱り、日焼けしやくなるため、ユークロマクリームの使用中は紫外線対策は必須です。
またUVケア商品は、紫外線吸収剤がない肌に優しいものを使用する方が、肌を傷めず美白効果も早まります。
ハイドロキノンの使用中に紫外線対策をしないことは、夏の海に無防備で出かけるのと同じくらい危険で、美白ケアのつもりがシミやそばかすを増やすだけになってしまいます。
そのため夜だけ使用し、朝の洗顔後は必ず紫外線対策をしてください。
ユークロマクリームは使用前に必ずパッチテストを!
ユークロマクリームは肌にきつく、成分のハイドロキノンにアレルギーがあると赤みや腫れ、かぶれを起こします。
そのため、使用前には必ずパッチテストをしてから使ってください。
パッチテストは、腕の内側に少し塗り1日様子をみて、何もなければ使用しても大丈夫です。
特にハイドロキノンにアレルギーがある場合は、かぶれるとなかなか治らないため、初めての使用の際は注意が必要です。
ユークロマクリームは顔全体に使える?
ユークロマクリームはハイドロキノンを4%含む高濃度のクリームなので、美白効果が高い分リスクも高いため、通常はシミの部分だけに塗ります。
顔全体に塗っても安心な推奨濃度は1%と低く、塗る範囲が広がると紫外線対策も広範囲になるためおすすめしません。
全体的に白くしたい!とユークロマクリームを不用意に顔全体に塗ると、肌がまだらに漂白され白斑になることもあるため注意してください。
顔全体に塗って何もない人もいますが、紫外線対策が甘く日に当たりすぎると、かぶれることもあり注意が必要です。
白くなりたくて顔全体に塗りたくなりますが、赤くただれて皮がめくれた肌は、精神的にもかなりショックを受けます。
そのためできるだけ顔全体に塗るのはさけ、シミが気になる部分だけにしてください。
では続いてユークロマクリームの効果を紹介していきます!
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ユークロマクリームの効果はシミやそばかす
ユークロマクリームは、ハイドロキノンが4%入った高濃度の医薬品のクリームで、主な効果は以下4つの症状です。
- シミ
- そばかす
- 肝斑
- 黒ずみ
ユークロマクリームは、シミやそばかすには効果が高いですが、肝斑や黒ずみにはある程度の期間が必要です。
肝斑やシミ対策のため、トラネキサム酸を摂取したりビタミンC誘導体のスキンケアと併用すると短期間で効果が実感できることもあります。
通常トレチノインやハイドロキノンで美白する場合も、最低3カ月は継続が必要になりますので、焦らずに長期間シミ対策をするつもりでケアを続けてください。
また深い部分のシミは、ハイドロキノンやトレチノインでも取れず、医療レーザーなどで処置しないと消えないものもあります。
1年以上ケアしても全く薄くならない場合は、ユークロマクリームなどでは取れないため、気になる場合は医師に相談してください。
ユークロマクリームを塗る順番は?
ユークロマクリームを使用する際に悩むのが使う順番ですが、基本は洗顔後、気になるシミの部分に以下のような順番で塗ります。
①保湿(化粧水)→②ユークロマクリーム→③保湿(乳液など油分)
ユークロマクリームのみでも美白効果はありますが、さらに効果をあげるには洗顔時のクレンジングや保湿剤を、肌に優しいものにしダメージを防ぐと効果的です。
ユークロマクリームは肌に刺激が強く、使用時は肌も敏感になるので、できるだけ肌への負担は避けることをおすすめします。
気になるシミの部分にラップパックや絆創膏をしておくのも効果的です。
ユークロマクリームとトレチノイン併用時の順番
トレチノインと併用して使う場合の順番はこちらです。
①保湿→②トレチノイン→③ユークロマクリーム→④保湿
トレチノインと併用して、本格的に美白する場合は、上記の順番で2カ月、ユークロマのみの順番で1カ月の計3ヶ月で様子をみます。
おすすめの保湿剤は、ヒトプラセンタジェルやビタミンC導入体、トレチノインがキツイ場合の代用はグライコクリームがおすすめです。
どちらも医薬品で、界面活性剤などが入っておらず肌の再生を促すため、併用することで肌を助けてくれます。
ヒトプラセンタジェルの効果はこちら
グライコクリームの効果はこちら
ユークロマクリームだけでも効果がある?
ユークロマクリームだけで美白する場合、トレチノイン併用に比べると実感しにくく、期間もかかりますし、効果がでる人とでない人がいます。
また、シミの深さや元の肌ダメージ具合、紫外線対策の強度、元々日焼けしやすい、年齢などでも効果が変わります。
やってみないとわかりませんが、実際にユークロマクリームだけを使用している人も多く、トレチノイン併用に比べると効果は薄くても、肌トラブルが少なくてよいという意見も多数。
やはりトレチノインを使うと美白効果は高いですが、肌のダメージは大きいですよね…。
美白はトレチノインとハイドロキノンを使い、本格的に行う人が多いですが、肌にきつく皮向けや赤みがひどいと挫折する人が多いのが現状です。
ハイドロキノンの浸透がスゴくて効果的なエーレットジェルについては、こちらも参考になります。
そのため、ユークロマクリームのみで効果を出したい場合は、一度単独で1カ月ほど塗り様子をみてください。
それでも効果が感じられない場合は、グライコクリームとの併用がおすすめです。
グライコクリームは肌再生効果とピーリング作用があり、緩いトレチノインとして使えます。
グライコクリームの効果はこちらの記事が参考になります。
他にも保湿にヒトプラセンタジェルを使ってみたり、ハイドロキノン入の石鹸でメイクを落とすことも美白作用を助けるので効果的です。
洗いながら美白もできるハイドロキノン入りの肌に優しい無添加石鹸の詳細はこちらで
では実際、ユークロマクリームを使って感じた口コミを紹介します。みな同じようなことで悩み不安を持っているので参考になりますよ^^
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ユークロマクリームの口コミ
ユークロマクリームはハイドロキノンよりもマイルドで使いやすく、安いため美白を目指す人には大人気のクリームです。
実際に使っている人の口コミの中から、使用感や効果がある良い口コミと効果がなく不満を感じた悪いクチコミの両方を紹介していきます。
まずは効果のある良い口コミから。
シミのない部分はソフトピーリングしたぐらいの、綺麗な感じになりました。
ユークロマクリームだけでも穏やかですが効果があること、肌トラブルが少ない口コミが多いですね^^
続いて悪い口コミです。
トレチノインと併用しなければ効き目がないのかも
悪い口コミは、においや使い心地、副作用がでた、ユークロマのみだと効果がなかったというものが多いです。
購入者が多い最安値サイトには参考になる口コミが多く、もう少し確かめたい場合はこちらから読めます。
次に悪い口コミにあった保存方法が面倒、赤くなるなどの副作用について紹介していきますので、少しでも不安を解消してください。
ユークロマクリームの保存方法や成分
ユークロマクリームは、光や酸素に弱く酸化しやすい成分です。
そのため、開封後はできるだけ日の当たらない涼しい場所に保管し、約1ヶ月での使用が好ましいため、冷蔵庫に入れて保存し、酸化防止のため中蓋を取らずに針で穴を小さく開けて使用します。
テクスチャーは、軟膏特有の少しベタっとした使用感ですが伸びはよく、ニオイはほとんどありません。
ただ医薬品にあたるため、妊娠中・妊娠の可能性のある方・授乳中の方は使用できないので注意してください。
ユークロマクリームの成分と安い理由
ユークロマクリームの成分は、ハイドロキノン4%です。
通常、ハイドロキノン濃度が2%以下であれば市販で購入でき、4-5%以上の濃度は医師の処方のもとでしか購入できません。
1~2%の濃度だと皮膚刺激が弱く、それほど重大な副作用などはありませんが、濃度が高いものは効果がある反面、安全性を考えて医師指導の元で使用するため、安易に使うのは危険です。
ユークロマクリームは濃度が4%と高いため、安易な判断で顔全体へ使用したり、つけすぎたりすると赤みやかぶれを起こすことがあります。
また、個人輸入などで扱うユークロマクリームが安い理由ですが、インド製のジェネリックだからです。
肌の調子などを考え量や使用法を守っての使用は危険性は少ないものの、肌がどう反応するかはわからない部分もあるため注意してください。
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ユークロマクリームの副作用
ユークロマクリームの副作用は、以下の4つの症状です。
- かぶれ・腫れ
- 痒み
- 炎症・赤み
- 色素沈着
特にハイドロキノンに対してアレルギーがある場合は、塗ったあとかゆみや赤み、かぶれが発症すると治りにくいため、使用前には必ずパッチテストをしてください。
通常、ハイドロキノンに対しアレルギーの有無を知っている人は少ないため、初めての使用の際は注意が必要です。
ハイドロキノンやトレチノインで副作用が起こる原因ですが、成分が肌にきつく無理やり肌に作用を起こすためです。
ハイドロキノンがシミを漂白して薄め、トレチノインがシミのある角質層を無理に剥がすことで美白になりますが、どちらも肌を薄くしダメージを起こしやすい状態にするため、トラブルが発生します。
当然バリア機能も弱り雑菌もつきやすく、何かが当たるだけで傷つきますし、紫外線対策をしないと直接光線を深い部分にまで浴びすぐボロボロです。
個人輸入で安く安易に購入できるため、使い方を間違うとすぐに顔にトラブルがでます。
そのため、かぶれや赤み、ガサガサなど副作用を起こす人が多く、ハイドロキノンやトレチノインなど美白関係は取り扱いが難しいのが現状です。
ユークロマクリームはハイドロキノン4%を濃度が高いため副作用も起きやすく、アレルギーを起こすことがあるため、取扱には注意し使用してください。
使用し肌にはきついと感じたら、濃度の低い商品に変えることも有効です。
取扱が難しいハイドロキノンやトレチノインですが、1本にまとめ炎症を抑える成分を配合したユークロマプラスという商品がありますので、少し紹介します。
ユークロマプラスクリームとは?効果など違いを比較
ユークロマクリームにはユークロマプラスという商品があり、1本にハイドロキノンとトレチノイン、ステロイド剤を配合することで、炎症を抑えながら美白を可能にします。
- ハイドロキノン 2%
- トレチノイン 0.025%
- フランカルボン酸モメタゾン 0.1%
1本だけでケアでき、濃度も低くトラブルが少ない反面、炎症を抑えるステロイド剤が入っているため、使用を拒む人が多い商品です。
フランカルボン酸モメタゾンは、ステロイド剤では強さが2番めに強い「非常に強力」に該当し、塗った部分が日焼けしやすく、皮膚が薄くなるため使用に悩みます。
しかし、濃度が低いため皮向けなどの副作用が少なく、もしトラブルが起こってもステロイドのおかげでひどくならないことがメリットです。
使用を考える場合は、ステロイドが入っているので、2カ月だけと期間を決めて使うなどの対策が必要になります。
口コミをみても、肌のトラブルはあまりないようなので、ステロイド入をどう考えるか?で使用するかどうかの判断に悩む商品です。
ユークロマプラスと効果・価格・使い方を比較!
ユークロマプラスはステロイドが入っているため、使用を考えてしまいますが、ユークロマクリームと比べると、効果や価格、使い方など違いがあるのでしょうか?
取扱の難しいトレチノイン配合でトラブルが少ないなら、比較次第では短期間だけの使用も考えられます。
効果 | 使いやすさ | 副作用 | 価格(1本) | |
ユークロマクリーム | ▲ | ▲ | ○ | 1,210円 |
ユークロマプラス | ○ | ○ | ○ | 1,093円 |
比較するとユークロマプラスの方が、1本でお手入れが終わり簡単、濃度は低くてもトレチノイン入なので美白効果が高く、価格も1本だけで良い上に安いためメリットは大きいです。
副作用はどちらを使用しても、起こりやすいため同等にしました。
使い方や保存方法も同じで、空気に触れないよう穴を小さく開け冷蔵保存、気になる部分だけ夜のみ使用し、朝の洗顔後はしっかり紫外線対策をする必要があります。
ステロイドは朝と長期間の使用を避ければ、トラブルは少ないといわれているため、興味がある場合は短期間だけと決め、効果や使用感をお試しください。
ユークロマプラスも使い方や効果などの口コミはかなり参考になりますので、興味があれば一度目を通してみると使用感がわかるのでおすすめです。
ユークロマプラスの通販最安値サイトも掲載しておきます。最安値かどうかは検索するとわかりますので、探すのが面倒ならこちらからどうぞ!
まとめ
ユークロマクリームの使い方や効果、口コミ、副作用、保存方法・ユークロマプラスとの比較などを紹介しました。
取り扱いが難しいですが、ちゃんと使えばシミやそばかす・肝斑に効果が高いユークロマクリーム。
してはいけないことも多く試行錯誤する必要はありますが、高級な美白化粧品と比べて、1本1,200円もせず、短期間で美白効果が得られます。
ユークロマクリームは肌トラブルが起こりやすいため、使用者の口コミも参考にしながら、購入を考えてください。