まつげがよく抜けると「なんで抜けるのかな・・生えて来なかったらどうしよう・・と不安になりますよね。
なかなか生えないまつげ、鏡を見る度にため息・・。
でも最近よく抜けるなぁと思う場合、どんな原因で抜けているのか知っていますか?
この原因がわかっていると、対策をすれば悩みは解決する可能性が高いです!
しっかり原因をみつけて、対策をすればあなたのまつげもスクスク育って鏡を見る度に「あ!生えてるし長くなってる^^」と嬉しくなりますよ。
まつげが長いと女性らしいしそれだけでかわいい、キレイって思えますもんね^^
あなたも自まつげを育ててみませんか?
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まつげが抜ける原因はなに?

まつげが抜ける原因は、下記の6つがあります。
- 自然のサイクルで抜ける
- アイメイクなどが原因で不自然に抜ける
- アレルギーなど皮膚疾患
- 年齢によるもの
- 抗がん剤などの薬の副作用
- 甲状腺ホルモンの低下
- ストレスによるもの
まずはこの中で該当するもの?を考えてみてください。
かなり抜けて悩んでいる場合は、自然に抜けたのではなく他の原因のことが多いのです。
自然に抜ける 毛周期が原因
まず1つ目は、毎日自然に毛周期のサイクルで抜ける原因。
健康であれば両目合計で1日3~5本程度は抜け、1ヶ月に両目合計で90本~150本は抜け、約1/3が抜け替わります。
ちなみに上まつげの本数は片目120本~150本(両目合計で240~300本)くらい、下まつげで40本~60本(両目合計で80~120本)くらいです。
今日あなたは、何本まつげが抜けましたか?
そして2~3カ月後、再び新しいまつげが生える仕組みになっています。
これは一度抜けたらその部分は、遅くて3ヶ月は生えないで眠っている状態。
でも見た目が不自然ではないのは、前に抜けたまつげが入れ違いにどんどん生えてくるので、毎日5本程度抜けても違和感がありません。
そのため、まつげが生まれ変わりのサイクルで抜けることは、自然なこと。
しかしそうではない「自然のサイクルで抜けていない」場合を見ていきますね。
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アイメイクなどが原因で不自然に抜ける

メイクなどの損傷や摩擦によって成長できない、栄養がいかずに抜ける場合は、負荷に耐えられずに抜けてしまいます。
そのため抜ける本数も多く、まつげがまばらになりがち。
メイクなどの行為が、まつげの抜ける原因になっている場合のまつ毛は、人の死因に例えると過労死や餓死レベル。
まずその理由をみていきます。
まつげにかかる負担をみてください。
- エクステ・・人が10キロ位のモノを持つ
- つけま・・・人が15キロ位のモノを持つ
- つけま外す・・人が3キロ位のモノを持つ
- マスカラを落とす・・人が30キロ位のモノを持つ
エクステは人に例えると、1日中10キロ位の荷物を持っているのと、同じような負担があります。
気になるのがマスカラを落とす負担。
これはクレンジングの時に起こるので毎日のことですが、一瞬でもかなりの負担が掛かります。
更にアイメイクのライナーなどで、生え際をこすられ粉などが毛穴に入り込む、クレンジングがキレイに落ちていないと、まつげの毛穴が詰まり栄養がいかない、雑菌が発生し成長できません。
でも9割の人がまつげのことは気にしつつも、7割がケアをしないのが現状です。
朝、アイメイクで栄養が入る毛穴を塞がれ、何度もライナーで往復し栄養入らず。
さらにマスカラたっぷりで重い&ビューラーで締められる。
夜30キロ近い負担をかけ、クレンジング剤でこするものの、汚れが取れておらず詰まったまま・・。
これを人に例えると、ご飯を食べさせずに数回の往復ビンタ&吊るしあげ。
更に空腹状態で夜30キロの重い荷物を持たされ拷問。
風呂に3分入り、ご飯をほんのちょっと与えられる・・という状態です。
あなたがこれ毎日人間社会でやられたら耐えられますか?
「なんで抜けるの?」といえるでしょうか。
だからまつげをちゃんとケアして欲しいのです。
このような状況に耐えれなくなり、せっかく出てきても成長期に伸びることができない、本当はもっと残っていたいのに耐えれず抜けてしまう。
例えば毎日のこんなことが、まつげが抜ける原因になっています。
摩擦・汚れ・乾燥・重さにまつげは弱いのです。
- エクステを付ける(重い・汚れ)
- つけまを付ける(接着剤で損傷)
- つけまを手で外す(抜ける・負担・肌荒れ)
- ビューラー(ゴム劣化で雑菌・引張)
- クレンジング(こすりすぎ・汚れ)
- アイライナー(こする・毛穴埋まる)
- マスカラ(重い・汚れ)
- よく目をこすっている(こすれ)
- うつ伏せで寝(こすれ)
- フェイスマッサージが強すぎ
- タオルで無意識に顔をこする
あなたがどれだけの負担をまつげに強要しているのかを考え、優しく扱いきれいにし栄養をちゃんとあげて欲しいのです。
まつ毛をいつまでも元気な状態にすること=「まつ育」してください。
普段何気なくやっている行為ですが、まつげにはかなりの負担が毎日掛かっています。
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アレルギーなど皮膚疾患
アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患を持っている場合、肌の状態が良くないとまつ毛が抜けることがあります。
アトピーの場合は、痒みからこすったり掻いてしまうことが、抜ける一番の原因です。
他にも化粧品が合わない、つけまつげのグルー(接着剤)が合わない場合もアレルギーを起こし炎症でこすったり、腫れることで抜けてしまいます。
症状が回復すると、抜ける本数も落ち着いてきます。
この場合まつ育よりは、症状を改善する方を優先してください。
年齢によるもの
髪と同じようにまつげも、年齢と共に細く弱くなり、抜ける本数が増えます。
また女性はホルモンの影響を受けやすく、エストロゲンの分泌が減ると抜け毛が増え、出産後も同じようにエストロゲンが減るため、一時的にまつ毛が抜けることも。
更年期などでホルモンバランスが崩れた場合は、ホルモン治療などで改善することもありますので、まずは病院で見て貰うことをおすすめします。
抗がん剤などの薬の副作用
抗がん剤などを投与した後の副作用でも、髪やまつ毛、眉毛が抜けてしまいます。
抗がん剤の副作用は治療がすべて終わるまで続きますが、終われば少しずつ生えてきます。
弟も抗がん剤で全てなくなりました。「ほんとに生えて来るのかな・・」と心配でしたが今では元に戻っています。
甲状腺ホルモンの低下
甲状腺ホルモンの低下で代謝が悪くなると、まつ毛が抜けやすくなります。
甲状腺の機能が低下している場合は、ホルモン剤の服用で治療していきます。
女性に多く自己免疫の異常によって起こる病気で、遺伝も関係しています。
もし家族に甲状腺異常のある方がいる場合は、注意しておきましょう。
ストレスによるもの
ストレスって怖いです。
酷くなると本当に色々な症状が現れ、円形脱毛症なども(最近では自己免疫疾患も原因のことも)その1つ。
なるべくストレスをなくして、といいますができる場合と、できない場合があるので、これは本当に難しい問題です。
そして上記の原因のように、不自然に抜けまつ毛が生えない状態を「睫毛貧毛症」ともいいます。
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睫毛貧毛症とはどんな症状?

睫毛貧毛症とは「まつげひんもうしょう」と読み、アレルギーなどの皮膚疾患、抗がん剤等の薬の副作用、年齢によるホルモンの低下、病気などで起こります。
名前の通りまつげが抜けてしまって生えない、生えてもまばらで数が少ない症状のこと。
アイメイクによるダメージで起こる原因は、2010年頃つけまやマツエクなどの普及で多くなりました。
どんな診察をするんだろう?手術?・・と不安になりますね、でも安心してください。
診察はまつげの状態を見てから、こんなことには気をつけてという説明と、薬の処方、まつ毛が生える毛根がない場合は植毛など、まつげを生やしていくアドバイスが貰えます。
気になる場合は一人で悩まず、眼科や美容外科などに相談してみてくださいね。
その際に処方されるお薬が「グラッシュビスタ」というものになり、保険は効きませんがまつ毛を伸ばして育ててくれます(約16,000~30,000円位)
早い人だと1ヶ月くらいでまつげが揃い、3,4ヶ月もするとつけまをつけた位の長さにまで伸びることが多いですよ。

ただどの病院でも処方しているとは限らないため、電話などで一度確認することをおすすめします。
解決法はありますので、一人で悩まないでくださいね!
ただ毛根がない場合には適用されないため、植毛という方法を取ることもあります。
https://jyosiryoku.com/matuge/
まつげアイメイクの歴史


アイメイクは昔からありましたが、まつげがスカスカや抜けるなんてことは、この数10年ちょっと前から増えてきました。
昔はビューラーをライターで温めて、ホットビューラーの代わりにしていた、かわいい時代もありました。
そしてウォータプルーフのマスカラができたのが1990年
この年代からクレンジングでなかなか落ちなくなり強い力でこする、汚れが取れないという現象が増加。
まつげの美容液が、で始めたのもこの頃です。
そして1990年後半から2000年に掛け「まつげパーマ」、2010年には「つけま」や「エクステ」が流行。
まつげが抜ける、生えない・・という状況は本当にここ数10年前から起こりだしたことなのです。
では、次に抜けて生えてこない時の対策法です。
まつげに負担を掛けていたんだなということが解り、ケアしていけば元に戻っていきますよ!
気づいて改善するって、勇気がいることもありますが、こうやって調べているあなたはスゴイ!
きっと長いフサフサなまつげになれると信じて、取り組んでみてください!
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まつげが抜けた!生えない!時の対策法


まずまつげを育てる「まつ育」するには、まつげに栄養と休息が必要です。
まだマツエクをしている人もいると思いますし、つけまが手放せない人もいると思います。
最終的に自分のまつ毛で勝負できるように、ゆっくりでもいいので1つずつ試してみてください。
1.専用のクレンジングで優しく洗う
ウォータプルーフのマスカラができてから、プールや夏の汗をかく時期などはありがたいことも多いのですが、なかなか落ちないのがデメリット。
ちゃんと落とそうと、意外にかなり強い力でクレンジングをしている人が多いのが現状です。
でもコレ無意識だから怖いのです。
どれだけ力を掛けていいのか?なんて教えて貰いましたか??
クレンジングでも洗顔でも、豆腐を触っている感じで本当に優しく、ちょっとくすぐったいくらいの力で落としてください。
そのため使うクレンジングは、優しい力で落ちるものやアイメイク専用のものなどを使いましょう。
おすすめのクレンジングはバームです。


2.お湯の温度は38度で


洗顔やクレンジング時の温度が高すぎます。
シャワーを掛けるのと同じ40度位の温度は、顔には向いていません。
「熱くないよ」と思うかも知れませんが、温度が高いのは顔の肌には刺激が強すぎます。
できれば「ぬるいな」と思う38度くらいの温度で洗ってください。
3.マスカラを優しいものへ
マスカラをお湯で取れるフィルム系にするか、ミネラルコスメにするなど、なるべくスルッと取れるものに変えてみるものおすすめです。
4.まつげ美容液でケア
まつげ美容液は、ウォータプルーフマスカラがで始めた頃にできたものですが、成分をよく見て、まつげに栄養を与えることができるものを使ってください。
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5.ビューラーをやめてみる・ゴムを代える


「えーーっ」と思うかも知れませんが、ちょっとの間できそうならやめてみましょう。
またゴムの部分が劣化&汚れていると、炎症を起こしたり上手く上がらなくて何度もギュッとしてしまいがちです。
ゴムは新しいものに変えてください。変え時は2,3ヶ月に1度交換です。
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6.睡眠を取る
まつ毛が成長する時間は、PM10時~AM2時の問です。
この時間は成長ホルモンの分泌が盛んな時間で、同時に髪なども一番成長する時間帯。
そのため出来るだけ、まつげや肌の調子が悪い時は早く寝る様にしましょう。
7.目をこすらない
まつげは摩擦に弱いです。
そのため無意識によく目をこする人は注意してください。
他にもうつ伏せで寝る、洗顔時に強い力でこするなども、気をつけてください。
8.アイラインやシャドウの時の力を弱く
アイライナーを引く際の力も、結構なダメージを与えます。
ペンシルタイプよりは、筆でさっと書けるものがおすすめです。
アイシャドーを付ける際も優しく!が基本です。
9.血行をよくする


人は血行が大事です。
ホットアイマスクやホットタオル、あずきの力などで、血行をよくしましょう。
ただしホットタオルの温度には、気をつけてください。
電子レンジで1分、40度位のものを5分位でOKです。
じんわり温かが◎熱いものはダメですよ^^(熱めだと気持ちがいいけど)
10.ストレス・食生活の改善
どこでもいわれることですが、ストレスをためない。食生活の改善です。
なかなかこれはそれぞれの生活もあり、難しい事も多いですが、気をつけておくだけでも違います。
まつ毛の成分はケラチンというタンパク質。
そのためタンパク質、海藻類や納豆、ビタミンなどを摂る様に心がけてください。
- 牛乳やヨーグルトなど乳製品
- 肉・魚などのタンパク質
- 海藻類・ゴマ
- 大豆・納豆・豆腐
- ビタミン類
- 亜鉛
11.ありがとうと感謝する


「え?何いってるの?」と思われそうですが、まつげや自分自身に「今日もありがとう」と伝えてください。
要は「自分を大切にする気持ちを持つ」ということ。
そうすることで頑張っている体に対して、優しく扱える心が生まれると信じています。
自分を優しく扱う。一見ムダそうですがとても大事なことなのです。
まとめ
まつげが抜けて生えてこない。
もう生えて来ないのかな・・不安が大きいですよね。
でも毛根がある限り、ちゃんとケアすれば生えてきます。
まつ毛のサイクルが2週間~3カ月なので、3カ月ほど様子をみる必要はありますが、ケアが日常化すると、だんだんまつげも回復してきますから、焦らずにまつ育してみてください!
https://jyosiryoku.com/matuge/