肌断食は一時期ブームになりましたが、肌はきれいにならずガサガサで乾燥がひどく効果がない!とやめたり挫折したりする人が多いですよね。
実際、肌断食の口コミをみるとやめたほうがいい?と不安になります。
でも、肌断食の本来の目的は、肌に悪い化粧品をやめ、肌にいい化粧品で肌を健康に整えていくこと。
やり方や考え方を間違っている人が多いのです。
この記事では、肌断食を失敗なく成功させるためのやり方を紹介しています。
思っていたのと違うと感じる部分があるかも知れませんが、結果はきれいな肌になること。
ツライ思いをして、無理して肌をきれいにするよりは、楽して肌をきれいにした方がずっといいはず。
従来の肌断食がいい人は、違うサイトを参考にし、興味のある人だけ読み進めてください。
コンテンツ
肌断食とは?期間はいつまでやるもの?

肌断食とは、どんなことだと考えていますか?
肌断食とは、肌を傷める化粧品をやめて肌本来の力を取り戻し、きれいな肌でいること。
これが肌断食の基本の考え方です。
では、3つ質問します。
いつも使っているその化粧品、成分は本当に肌にいいものでしょうか?
肌が保湿されていると思っているのは、実は化学薬品の成分のせいではないのでしょうか?
あなたの本来の肌は、本当に元から保湿ができている肌ですか?
どうでしょうか?
肌にいいものを使い、化粧水などの保湿は助ける程度で、肌本来がもつ保湿力をちゃんと持っていると答えられますか?
答えられたら、肌断食をする必要はありません。
肌断食は、肌によくないものは使わず、季節の変わり目や体調の変化、乾燥しやすいときに肌に優しい成分の化粧品で保湿を助ける。
肌本来持っている保湿能力に、肌にいいものを少し足し助けてあげる。
それだけのことです。
期間はいつまでやるもの?
肌断食を続ける期間ですが、スキンケアをするのと同じですので、答えはずっとです。
ただ、ここで考える肌断食とは、何もつけないでいる状態のことではありません。
肌は季節によっても変化しますし、体調や年齢によっても変化します。
それに応じて、肌にいいものをプラスし肌を守る。
これは人によって違います。
元々肌の強い人は、インナードライが治り肌の角質層が潤えば、何もつけなくても大丈夫という人もいます。
逆に敏感肌で、肌の角質層が潤っても外からの刺激に弱く、何かで保護しておくほうがいい人もいます。
このサイトで考える肌断食は、肌によくないものは止め、肌本来の働きを取り戻すことは同じですが、肌にいいものを使用して守るというスタンスです。
全部やめる必要はありません。
ただ肌の状態をみて、「あ、肌荒れしているな」と感じたら肌に負担のないいいもので、ケアして助ける。
ただそれだけのことです。
そのため、肌断食は肌と向き合い、ゆるくずっと続けるというのが答えです。
無理に全てをやめる必要はないと思いますが、あなたはどう考えますか?
あなたがもし肌だとしたら、疲れている時、しんどい時は助けて欲しいと思いませんか?
肌に良くないものをやめて、肌にいいものでケアをして助ける。
これを読んで、肌断食はやめた方がいいと思いましたか?
多くの人はやり方を間違っています。
では、次章で無理なくできる肌断食のやり方について紹介していきます。
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肌断食の失敗しないやり方

肌断食を失敗する理由は、いきなり全部やめるから。
ステップ1~3を段階を経て、順番に実践してみてください。
肌断食のやり方:ステップ1 肌に優しいものに変える
最初から全部やめず、ステップ1として、以下の5つものを肌に優しいものに変えることから始めてください。
- メイク用品
- 化粧品
- クレンジング
- 洗顔料
- UVケア用品
主に肌を傷め乾燥肌にしている原因は、メイク用品、化粧品、クレンジング、洗顔料、UVケア用品の5つです。
この5つを肌に負担がない優しいものに変えていきます。
メイク用品はミネラルファンデーションなど、石鹸で落とせるもの。
化粧品の保湿剤は、界面活性剤などが入っていないもの。
クレンジングも界面活性剤などがない、肌に優しいバームなど。
洗顔料も肌に優しく、UVケアも紫外線吸収剤が入っていないものに変えてください。
でも…人によっては変えられないものもありますよね。
そんな場合は、変えられるものがないか考えてみてください。
例えば、メイク用品が変えられないなら、クレンジングや洗顔料を変えてみる。
化粧品を変えたくないなら、メイク用品やクレンジングなどを変えてみるなど。
特にクレンジング剤や洗顔料・UVケア用品は、肌への負担が大きいため変えることをおすすめします。
もちろん、界面活性剤などの成分が入っていないものを使っている場合は、そのまま利用してもOKです。
肌を乾燥させている原因でもある、上記5つをできるだけ肌に負担をかけないものに変えることがステップ1です。
まずは、全てをやめずに少しでも肌への負担になるものを取り去ってください。
購入する場合の方が多いかも知れませんので、それまではいつも通りでOKです。
これができたらステップ2へ進みます。
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肌断食のやり方:ステップ2 純石鹸で肌の傷みをチェック

肌に刺激や負担が少ないものに変えたら、肌の傷み具合をチェックします。
100円台でドラッグストアなどにある、弱アルカリ性の純石鹸を用意してください。
例えばこのような石鹸です。

成分に石けん素地、カリ石ケン素地、純石けん分(脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム)などと記載してある石鹸になります。
これで洗顔し、洗顔後どのくらいで肌が突っ張るか?により、肌の傷み具合をチェックできます。
- 5分以内・・・かなりのダメージ肌
- 20分以内・・まずまず傷んでる肌
- 40分以内・・普通肌
- 1時間以上・・保湿機能がある肌
やってみて、3の40分以上耐えられなかった場合は、肌が傷み過ぎ自分自身で保湿できない状態です。
保湿できていると感じているのは、化粧水などの成分のおかげ。
本来の肌は、保湿もできずカッスカスになっています。
そのため、いきなり化粧水などの保湿成分をやめると、肌はガサガサ、雑菌を守る力もなくニキビが増え、酷い状態になります。
肌断食で挫折、失敗するのがこのタイプです。
そのため、まずは自分の肌状態を知り、純石鹸で洗っても40分以上は何もつけなくても耐えられる肌にします。
ステップ3では肌状態を知り、40分耐えられる肌を作っていきます。
肌断食のやり方:ステップ3 肌の傷みを回復させていく

ステップ3では、ステップ1で変えた肌にいいものを使い、肌負担を減らしていきます。
そして純石鹸で洗顔後、肌に負担がない保湿剤を塗り、肌が回復するまで待つのです。
洗顔後、無理して我慢する必要はありませんが、今日はどのくらいまで我慢できそうか?はチェックしておいてくださいね^^
日に日に時間が伸びてくれば、肌が回復している証拠になるため、やる気に繋がります。
期間は肌の傷み具合で変わりますが、通常の肌断食のようにカサカサの乾燥で突っ張って痛いことはないので、少し肌をいたわるためにも、焦らず続けてください。
続けていると、そのうち突っ張る部分と長時間平気な部分がでてきます。
目の周りやほっぺたは、顔の中でも肌が薄い部分なので突っ張りやすいですが、おでこや鼻のTゾーンや口周りは、乾燥が和らいできます。
その部分は、自分で保湿する機能が育ち始めているので、軽い保湿のみにしておいてください。
そして、40分ほど何もツライ思いもせずに、耐えられるようになれば肌断食は一旦終了です。
この時に、ステップ1で使用しているものが、どれだけ肌にいいものに変わっているかも大切。
最初にいきなり全部変えられなくても、実践していきながら変えていくことも可能です。
肌断食はどれだけ、肌によくないものを使わずにいられるかなので、変えられないものがあるかも知れませんが、できるだけ減らしてみてください。
最初から全部やめるのではなく、少しずつでも減らしていく。
ここでおすすめする肌断食は、最初から減らさなくても、最後はやめ肌にいいものだけを使う方法です。
ちなみに私が使っているものは、純石鹸とヒトプラセンタジェル、乾燥がひどい時だけシアバターで保護するのみ。
洗顔後は、何も塗らなくても平気なのですが、肌を守るために塗っています。
メイク用品は、純石鹸で落とせるミネラルファンデーションです。

全てをやめず、肌によい必要なものだけを上手に使うのが、肌にもあなたにもいいのでは?そう思いませんか?
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失敗しない肌断食のやり方|まとめ
肌断食は、最初から全てをやめると失敗します。
少しずつ肌に良くないものを減らして、肌を回復させていき、段階を踏むことで失敗は防げます。
最終的に使うものを更に減らし、肌と自分にとっていいものだけを使うようにすれば、肌は自ずときれいになります。
いま流行りの肌断食のやり方は、崖につかまっている人の手を踏むようなもの。
肌が元々それなりに強い・傷みが少ない人ならともかく、大抵の人は乾燥が酷いので肌が耐えられません。
結果、肌の状態が酷くなり、手に負えないくらいのガサガサになり失敗します。
こうなると肌断食はやめたほうがいい?と感じますが、無理せずにステップ1~3を段階的に実践してみてください。
期間はかかるかも知れませんが、肌に負担をかけることなく、回復させることができます。
興味がある方は、やってみてください。